2013年12月19日木曜日

大槌寄せ植え教室

 12月17日、昨日の陸前高田に続いて大槌桜木町において寄せ植え教室を開催しました。
昨日とは打って変わって、風のない穏やかなポカポカ陽気。屋外にテーブルを出して作業台にすることにしました。 
こちらの町内では花の会が結成されていて、この日はメンバー24名の参加で、来られない方の分も併せて35セットを準備しました。

屋内で事前のご挨拶や説明をした後、事前準備しておいた作業台を囲んで製作開始です。
昨日の教室では全て赤松を使用しましたが、こちらでは赤松か黒松のどちらかを使用ということで、趣の違う作品が出来ました。
出来上がった作品を前に記念撮影。お天気が良すぎて木の影がくっきり入ってしまいましたが…(汗)。 その後、茶話会ということで、今後の管理の仕方や質問タイムなどを取りました。 


桜木町での教室の後は大槌の福幸きらり商店街で昼食を摂り、小槌のコミュニティガーデンへ向いました。
こちらは当初の予定には入っていなかったのですが、いつも世話役をしてくださる佐々木さんに朝に声掛けをして急遽午後からの教室開催となりました。



急だったにも関わらず大勢お集まりいただき、こちらでは松の代わりにゴールテリア(チェッカーベリー)を使い、かわいい寄せ植えを作りました。
コミュニティガーデンにも忘れずに立看を。


この後、 10月22日に種まきをしたローソン前花壇の様子を見に行きました。
下左、画像ではわかりにくいですが、芝種が芽を出していました。芝ゾーンが一面緑になるのが楽しみです。また菜の花は間引きをしたということでしたが、しっかりとした葉が青々と茂っていました。



今回の行程の最後は、「三陸花ホテルはまぎく」です。
ここの花壇には支援球根がたくさん植えこまれています。春の開花を楽しみに、こちらにも立看を立てさせていただきました。 


(by畠山)

2013年12月18日水曜日

陸前高田、寄せ植え教室

12月16日、陸前高田森の前地区においてガーデンデザイナー二宮孝治さん指導のもと、寄せ植え教室が開催されました。

画像は見本の寄せ植え。
特注の信楽焼の器に、ハボタン、ガーデンシクラメン、アカマツ、セキショウ、紅白のナンテンを植え込みます。
午前中に先に現地入りしていた二宮さんが持参した長野の餅米を使って、住民の皆さんとお餅つきをしたということで、駆けつけ三杯は芋煮にくるみ餅、あんこ餅。
しっかり腹ごしらえをさせていただきました。
午後からが、本番の寄せ植え教室。しかしこの日は日差しには恵まれたものの、煽られたら転倒しそうなほどの強風が吹き荒れました。
長時間戸外にいるのは困難な状況でしたので、植え込みの説明も手短に、正味30分という超特急で作品を作り上げていただきました。


それでも出来上がった寄せ植えを前に、皆さんにこやかに「これでもうお正月の準備ができたわ!」と満足気なご様子でした。 寄せ植えには市販の水引やガーデンピックを挿せば、よりお正月らしい作品になりますね。
また、二宮さんと同行された長野のリンゴ農家・中上さんから、おみやげのリンゴもいただきました。

寄せ植え教室の方は天候のせいでバタバタとしてしまいましたが、終了後はフラワーロードなどの様子を見て回ることに。
昨年もそうでしたが、やはり絆花壇は粉塵に覆われてパンジー・ビオラの花色がさっぱり見えない状況でした。
立て看板もこの通りで、新しくラミネート加工したリーフレットに貼り替えてきました。


気仙町・黄色いハンカチの花壇の方は、45号線沿いほど風は吹かないこともあって花苗も元気な様子でした。
こちらにも新しいリーフレットを貼った立看を立ててきました。
こちらはジャクリーン花壇の様子。宿根草も入っているので絆花壇よりきれいに見えますが、かつてキャピタルホテルがあった方は建物が取り壊された結果吹きさらしになってしまい、絆花壇と同じように色味があまり感じられなくなっていました。
ここも今後の懸案事項となりそうです。

(by畠山)

2013年12月9日月曜日

メドウの花種を託しに

フラワーピースさんの事業
BISESのガーデンチャリティーのご協力もあり、佐藤麻貴子さんがイギリスのナーセリーGreatDexter(グレートデクスター)よりお預かりした花の種、来年のメドウガーデンに使えるように埼玉のナーセリーに育苗をお願いすることとなりました。

12月4日、毎年春と秋に陸前高田森の前花壇や大槌など被災地にトラックいっぱいに花を積んできてくれる埼玉県鴻巣市の吉田園芸さん、同じく埼玉のガーデンセンターさにべる店長でNPO法人フラワーピースの理事でもある間室さんに花の種を託しました。

さにべるさんのハウス
佐藤さん、間室さんと

育苗された花苗は、被災地花壇への植栽の他、販売をして活動資金に当てる計画もあります。
これからは単に花や物を届けるという支援ではなく、 皆で参加できるような支援を考えています。皆様のより一層のご理解とご協力を、よろしくお願いいたします。

2013年12月6日金曜日

ご支援ありがとうございました!

花ノ音様より52,500円、(株)ワールド航空サービス様より200,000円のお振込みをいだだきました。
 今年度の支援金合計額は、1,407,963円となりました。

2013年11月29日金曜日

大船渡保育園支援活動

11月28日、大船渡保育園にて園児たちと一緒に球根と花苗植え込みの活動を行いました。こちらは、2011年から継続して支援させていただいている場所です。
昨年はダブル低気圧の襲来でとても寒かったのですが、今年は思ったほどの冷え込みがなく、ホッと一安心。ホールにブルーシートを敷いて、園の先生方にもお手伝いいただいて作業の準備です。 

今回は、年長さんと年中さんでペアを組んで、一つのプランターにスイセンとチューリップの球根、そしてパンジーの花苗を植え込みします。
プランターは、昨年使用したいぶき野小学校からご支援いただいたものです。
大船渡在住の遠藤さんと、花苗を運んできてくださった村上さんにもご協力いただいて、植え込みの仕方をレクチャーします。

先生方のお話をちゃんと聞いて、上手に植えられたかな?

ワイワイとにぎやかに作業し、39個のプランターが完成!ここで年中さんと記念撮影です。

年長さんはホールに残って、もうひと頑張りです。 さきほどと同じ要領で、兵庫から送っていただいた球根とパンジーを丸型プランターに植え込みました。

完成したプランターを前に、年長さんと記念撮影!
このあと、水やりのためプランターは園庭に運びだされました。
こちらの保育園では支援いただいた草花が大切に育てられていて、園に出入りされる方々からも「いつも花できれいにされていますね」と嬉しい声を掛けていただいているそうです。


作業の後は保育園のご好意に甘え、園児たちと同じお給食をいただきました。
左は、保育園に贈られた横浜市立いぶき野小学校の児童お手製のカレンダーです。
プランター支援がきっかけで始まった交流が、こんなふうに長く続いていることに感激しました。


保育園を後にし、次に赤崎地区の様子を見に行きました。
下は、震災前は住宅街だった場所です。被災した電柱をうまく利用して、花壇が作られていました。
ここもいずれは嵩上げになる予定です。



赤崎地区仮設住宅の集会所前には、2011年の活動の際に設置された大型コンテナが。すでに球根が植えこまれていて、来春の開花を待つ状態でいました。
特に今日のこの時間とお約束していたわけではありませんでしたが、会いたかった仲間たちに再会することもでき、仮設前の花壇に…と、こちらにもパンジーの花苗と小球根、花種を支援させていただきました。

このあと陸前高田に足をのばし、フラワーロード、絆花壇、気仙町の黄色いハンカチと新しく作られた花壇、森の前花壇の様子を見てきました。
ジャクリーン花壇の方は、目印だったキャピタルがなくなったこともあり、うっかりすると通りすぎてしまいそうです。吹きさらしの風も、以前より厳しく感じました。一方絆花壇の方は、海側にフェンスが設けられたことで、幾分風は遮られているようです。でも道路からの粉塵は相変わらずで、影響が気がかりです。


下は気仙町の黄色いハンカチ下の花壇と、道路奥に新たに作られた花壇です。


 左は、ひだまりの花壇。パンジー・ビオラにハボタンも加わって、ここはその名の通り、ひだまりの中に居るような雰囲気ですね。

こちらは先月種まきをした森の前花壇の様子です。メドウの種もイギリス種も、順調に発芽しているのが確認できました。
そしてここでも、打合せでも何でも無くヒョッコリと鈴木先生が見えられ、お話することができました。

左は、森の前にまいた種だんごです。
同じように、絆花壇や気仙町でも種だんごの発芽を見ることができました。
これから厳しい冬がやってきますが、寒さに負けずに頑張ってほしいな…。

この日は、最後の花っこ畑の吉田正子さんの元気な顔を見て、帰路につきました。
(by畠山)

2013年11月26日火曜日

ご支援ありがとうございます!

ザ・トレジャーガーデン館林 様より30,000円のお振り込みをいただきました。
今年度の支援金合計額は、1,155,463円となりました。

2013年11月22日金曜日

球根支援

11月19日、宮古市重茂地区、釜石市箱崎地区、大槌浪板海岸「花ホテル」に、ご支援いただいた球根をお届けしました。
それぞれ春の開花を楽しみに、花壇やプランターへ植え込みます。