2016年6月28日火曜日

陸前高田フラワーロード植え替え会

6月25日、継続支援している陸前高田フラワーロードの植え替え会に参加しました。2011年11月に花壇の活動を開始して、はや11回目。今回もはるばる東京から日本家庭園芸普及協会の皆様が、山形からは新野さんも駆けつけてくださいました。


午前9時の集合時間には、すでに石川県と愛知県からのボランティアの皆さんによって花壇の植え付けが始まっていました。
鈴木先生からのご挨拶の後、追悼施設側の花壇からマリーゴールドとサルビアをライン状に植え込みます。
途中で水分補給の休憩を取り、作業は絆花壇へと進んでいきました。

この日の陸前高田は、天気予報では雨から晴れに変わって最高気温が28度(?!)ということでしたが、若干蒸した感じはするものの、作業には程よい天気となりました。



どうにかお昼までに絆花壇の植え込みも終了!再び追悼施設前に戻り、皆で記念撮影です。
今年は「希望郷いわて国体・いわて大会」開催の年。おもてなし花壇のために用意された花苗も投入され、見事な花壇となりました。

フラワーロードでの活動開始から5年が経った今回初めて、地元の皆さんから「陸前高田市民歌」の合唱プレゼントがありました。
年に二回、交流の場として楽しんでいただけているようで、感無量でした。

 この後は、お待ちかねの昼食タイム。ささやかですがGreen Fieldsからお茶とおにぎり、イエローブックとポストカードを提供させていただきました。

そのほか午前3時に起きて作ったという「雁月」や、毎回好評の村上園芸さんのお漬物やおでんの差し入れもあり、満腹・満腹!
サプライズで、愛知からのボランティアグループによるハンドベルコンサートも!
馴染み深い曲を演奏くださり、とても和やかな昼食タイムとなりました。

午後はジャクリーン花壇のお手入れに、これまでで最多人数の方にご参加いただきました。

同じく国道沿い花壇の整美に着手している大槌町の「おおちゃん花くらぶ」の面々も視察に訪れ、ガウラの切り戻しやマリーゴールド、ブルーサルビアの補植などをお手伝いしていただきました。
皆さんお疲れ様でした!
(by畠山)

2016年6月13日月曜日

「もりお花ハンギングバスケットフェア2016」参加

今年も6月11~12日、もりおか歴史文化館前において「もりお花(か)ハンギングバスケットフェア2016」が開催されました。






2016年はいよいよ「希望郷いわて国体・いわて大会」開催の年。昨年に続いて国体開催日までの花文字カウントダウンボードを展示しました。またフェア開催に先立って6日にみたけ保育園、7日に盛岡幼稚園で作成した「とふっちハンギング」が会場に飾られました。

Green Fieldsのブースでは、午前・午後とも限定15組でスリットバスケットを使用した制作体験教室を行いました。制作したハンギングは期間中会場内に飾られます。また、「たねダンゴ」の無料体験やハンドメイドのガーデングッズ販売などを行いました。


11日は午後2時から、園芸家・井上まゆ美先生による寄せ植えのデモンストレーションが行われました。6月だというのに真夏並みの炎天下の中、寄せ植えのコツなどをお話いただきながら45分間で洋と和の2つの寄せ植えが完成しました。



できあがった作品は、(一社)岩手県造園組合青年部によるモデルガーデンに設置されました。
こちらのモデルガーデンはフォトスポットに…ということで中央にスツールを置いていたのですが、炎天下だったため座って写真を撮る方があまり見られず、ちょっと残念。


翌12日は、歴史文化館内においてNPO法人NPO birth事務局長の佐藤留美さんを講師にお迎えして講演会が開催されました。テーマは「みどりの力=まちのチカラ ~市民とともにつくる、花と緑のまちづくり~」ということで、これまで佐藤さんが関わってきた公園活用の事例や海外の様子などもスライドを交えつつお話いただきました。

公園は単に散歩したり、ちょっと子どもを遊ばせるだけの場所ではなく、もっといろいろ活用できるのだという認識を得たところで、ミニワークショップに移りました。参加者それぞれが、こんなことを公園でやってみたい!ということを付箋に書き出し、みんなで共有して次につなげていくための1ステップです。わずかな時間でしたが、皆さんのモチベーションもグッと高まったようでした。

午後は、ブースにおいて市内に飾られる大型の公共用バスケットの制作体験も行われました。
閉会前にカウントダウンボードに使われたインパチェンスのプレゼントや、「とふっち」とのゲームに勝った方へ国体推奨花で作成したハンギングバスケットがプレゼントされました。



二日間とも真夏の暑さの中、ご協力いただいた皆さん大変お疲れ様でした!

最後に、2016年のコンテスト受賞作品のご紹介です。
【ハンギング部門】
市長賞
優秀賞



優秀賞
優秀賞

【寄せ植え部門】
寄せ植えコンテストの風景
市長賞
優秀賞
優秀賞

2016年6月6日月曜日

釜石ハンギングバスケット制作講習会

 6月5日、釜石市においてハンギングバスケット制作講習会を行いました。
こちらは、同市で1月にワークショップ形式で行った講習会で出されたデザイン案を元に、実際に大渡橋に掛けるハンギングを制作するものです。
日曜日の朝8時半、集合場所には三々五々、参加者の方々が集まり、その数は20名以上となりました。
沿岸広域振興局の方や商店会の方々に培養土の準備などお手伝いいただきながら、講師を仰せつかったGreen Fieldsメンバー4名で苗の仕分けから制作指導にあたりました。
たくさんの方々にご参加いただいたお陰で、午前11時にはハンギング40基が完成しました!
出来上がったハンギングは、このあと数日間養生をして、橋の欄干に掛けられる予定です。

2016年6月1日水曜日

井上まゆ美先生によるハンギング講習会を開催

5月31日盛岡市の「四季彩館」の場所をお借りし、井上まゆ美先生を講師にお迎えして、Green Fields主催によるハンギングバスケット講習会を開催しました。
井上先生といえば、その講座受講生から名だたるコンテストで数多の受賞者を排出することで知られています。
今回は遠くは宮城や秋田の方など、ハンギングバスケットマスターの資格を有する方と、著名な先生に教えて頂く機会と聞きつけた初心者の方とで10名の受講となりました。
講習会の集合時間は午前10時としていましたが、早く到着した方はもうせっせと花苗の準備に勤しんでいました。

まずは井上先生から、事前にご準備いただいたサンプル作品を前にハンギングバスケット制作のポイントをレクチャーしていただきました。
その後、各自セットした花苗をチェックしていただき、まとまった方から順に植え込み…という流れで進みます。
…が!この花苗選びが一番難しく、先生のOKが出るまで作業テーブルと花の売り場を何度も往復です。苦労して植え込みに漕ぎつけたら、再び先生のチェックを受けます。
ここでは昨年に続き今回も、「先生の手直しを受けると、さっきと全然違う!」というマジックを魅せつけられました。
どうにか全員が作品を作り上げ、皆さん満足そうな笑顔で解散となりました。
学ぶところの多かった今回の講習会を、次に活かしていきたいですね。参加された皆様、お疲れ様でした!